●聖心女子大学ラクロス部
聖心女子大学ラクロス部   森谷さやか
 聖心女子大学ラクロス部HERATSは、1987年に創立されて以来、女子大という体育会があまり受け入れられずらい環境のなかでも、私達は短くはありますが伝統を受け継ぎ、日々目標に向かって活動しています。
 HEARTSを辻先生にお願いしてから、今年で4年目になります。私が1年生の時からですから、年月が過ぎるのは早いものだと感じています。
 1年生の時、初めて辻先生のメンタルトレーニングを受けた時の事を、今でも鮮明に覚えています。大きな声・ニコニコした表情はもちろん、身体全体から溢れる、ことばでは言い表せないような、情熱というエネルギーを感じました。それは、月1回のメンタルトレーニングで今でも感じ、変わらないどころかさらにパワーアップしているといったところでしょうか。
 HEARTSが辻先生と出会い、私が主将という立場に立つ現在までの期間で、チームは確実に変わったと断言できます。たくさん変化したところはありますが、その中でも一番は、結果よりもそれまでの変化・過程を大切にし、そこに注目するということを一人一人ができるようになってきた、ということです。結果だけをみると、良かったか否かの2つにしかすぎないが、変化をみれば成長し大きくなった自分・チームに気付く、とメンタルトレーニングで、私達は学び得てきました。個人またチームでそれを実感し、次へのステップの自信・情熱などにしていこうすることを、多くのメンバーができてきていると思います。
 2002HEARTSのチーム目標は、辻先生のアドバイスもあり『終わりなき挑戦〜常に自分の一番を目指す〜』としました。“1部昇格”を目指す私達にとって、このことばを目標に出さなくていいのか、と迷いましたが、それぞれが1日の練習に目標を持ち、そして一瞬一瞬を大切に全力を尽くしていけば、変化も大きく実感することができ、チームに相応しい結果がついてくる、ということを私は信じこの目標を掲げました。
もちろん、メンバー全員が共通に持っている結果というのは、“1部昇格である”という確認は忘れません。
 辻先生のメンタルトレーニングは毎回が新鮮で、とても熱くなれるものです。HEARTSだけでは考えるのを忘れてしまうようなことも、問い掛けて下さり一人一人に考える時間を与えて下さります。私達は、それらを考えるだけに留まらず、練習・試合そして人生にも取り入れ、時間の質を上げて過ごしていきたいです。これかれも辻先生のもと、HEARTSは終わりなき挑戦をしていきます。
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